JAF (日本自動車連盟) が発表した「2026年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則」に基づき、「第1条 規定」、「第2条 一般的合意事項」について紹介する。
第1条 規定

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第1条 規定 ーーーーーーーーーー
1. 本統一規則の終局条文は日本語版とし、その解釈に関して疑義が生じた場合には日本語版が用いられる。本文中の見出しは参照を容易にするためのものに過ぎず、競技規則の一部を形成するものではない。
2. JAFは年度途中においても本統一規則について、見直しを行う場合がある。その内容は、全日本レース選手権ブルテンで発表される。
3. 本選手権競技会には下記の諸規則、規定が適用される。
- FIA国際モータースポーツ競技規則およびその付則 (以下、「FIA国際競技規則」という。)
- 国内競技規則およびその細則
- 本選手権統一規則
- 競技会特別規則
4. 競技会特別規則、公式プログラムの表紙、公式通知、競技結果成績およびポスターには、目立つ位置に全日本スーパーフォーミュラ選手権のタイトルおよび所定のロゴマークを、その側面にJAFのマークとオーガナイザー名およびそのマークを表示すること。
5. 公式プログラムには、エントラント名称、ドライバーの氏名のほか、その国籍、運転する車両の銘柄と型式を記載すること。
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第1条は2025年から変更はない。基本的にはレースそのものとは関係なく、競技運営や解釈における基本を定めたものだ。
前述の通り2026年のSFも、世界共通の「FIA国際モータースポーツ競技規則」、日本独自の「国内競技規則」、JAF発表のこの「SF統一規則」、各大会・サーキットが定める「競技会特別規則」の4つに照らし合わせて運営される。
第2条 一般的合意事項

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第2条 一般的合意事項 ーーーーー
1. 本選手権に係わるすべての個人、団体ならびに組織は前条第3項に記されたすべての規則、規定を遵守することを条件に全日本スーパーフォーミュラ選手権競技会に参加することが許される。
2. 競技会期間中、エントリーに関わるすべての関係者は、当該競技参加者またはその代理人と同様に規則を遵守しなければならない。
3. 本規則および全日本スーパーフォーミュラ選手権に関する他の規定、または競技会審査委員会によって出された指示の解釈について疑義のある場合は、第17条に基づく抗議および控訴の権利を行使するか、またはJAFが特別の決定をしない限り競技会審査委員会の決定を最終的なものとみなす。
4. オーガナイザーが、ドライバー、競技参加者、または車両について、後日、競技結果成績に影響を与えるような検査を実施する場合は次の各項に従って行われる。
1) 事前に競技会審査委員会の承認を得ること。
2) 検査結果発表時期をオーガナイザーが明示すること。
3) 検査結果により、競技結果成績の訂正があり得ることをオーガナイザーが公式通知で発表すること。
5. 競技会に関係するすべての者 (競技役員、参加者、ドライバーおよびチームクルー等) は、秩序ある行動をとること。他者に不快感や屈辱を与えると合理的に予想される脅迫的、敵対的、攻撃的な行為は厳に慎まなければならず、当該行為が確認された場合、国内競技規則11に拠る罰則の対象となる。
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第2条も2025年から変更はない。こちらは、人や組織に対するルールの関わり方についての条文となっている。
一般的合意事項と聞いて思い出されるのが2023年のR2富士。スタート進行中のグリッドでエンジンをかけて数メートル前進した平川亮に対して、「一般的合意事項違反」として10秒のタイムペナルティがレース中に科された。

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また、2025年のR5APで起きた、KCMGの福住仁嶺による制止を振り切る行為や、TripleTreeの野田英樹監督による無線での不適切と解され得る発言がペナルティを受けている。公式にどの条項に抵触したのかは明示されていないものの、一般的合意事項 5. に抵触した可能性が考えられる。



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