JAF (日本自動車連盟) が発表した「2026年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則」に基づき、「第8条 デッドヒート (同着)」、「第9条 競技会の組織」、「第10条 保険」を紹介する。
第8条 デッドヒート (同着)

画像 / 日本レースプロモーション (JRP)
第8条 デッドヒート (同着)
1. 同着の場合には、同順位の競技者に対し、その順位と次位に与えられる賞とポイントを等分して与える。
2. 複数のドライバーまたはチームが同一の得点を得た場合は、下記の基準を用いて上位を決定する。
1) 高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。
2) 上記1) の回数も同一の場合、最終戦における得点をもって決定する。
最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。
第1戦まで遡り、比較する得点が、予選得点と決勝レース得点で同点だった場合は、決勝レースの得点を上位に位置付ける。
◯ 解説
「第8条 デッドヒート (同着)」では、同着や同点時の順位とポイントの決め方を定めた規定の説明となっている。
例えば、決勝レースで2台が同時にフィニッシュして優勝を分け合った場合、1位の20点と2位の15点を合計した35点を均等に分配。それぞれに17.5点が与えられる。
一方、シリーズポイントが同点となった場合は、優勝回数の多い方が上位となる。これも同数であれば2位の回数、3位の回数と、より上位でのフィニッシュ回数を比較して最終順位が決定される。
第9条 競技会の組織

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第9条 競技会の組織
オーガナイザーは、JAFが認めたクラブまたは団体でなければならず、当該選手権競技会の開催申請に際しては、定められた手続きを行わなければならない。
◯ 解説
「第9条 競技会の組織」では、競技会を主催できるオーガナイザーの条件を定めた規定について触れられている。SFにおけるオーガナイザーは、各サーキット主催者 (JRP/日本レースプロモーションはプロモーター扱い) である。
第10条 保険

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第10条 保険
オーガナイザーは、保険 (共済制度を含む) に関し、事前に下記の措置をとるとともに、その加入について最初に行われるプラクティスセッション開始前までに競技会審査委員会に報告しなければならない。
1. 観客に対する保険
オーガナイザー (または施設所有者) は、競技会期間中、観客に対し、競技の事故による観客の死亡あるいは傷害について、最低1人当たり500万円以上の傷害保険を付保しなければならない。
2. 競技参加者に対する保険
1) オーガナイザーは、競技会に出場するドライバーおよびチームクルーに対し、1人当たり100万円以上のレース傷害保険を付保しなければならない。
2) 競技参加者は、ドライバーおよびチームクルーが、上記の規定によりオーガナイザーが付保するレース傷害保険を含み、ドライバーに対しては総額1,000万円以上、チームクルーに対しては総額500万円以上の有効な保険に加入していることを参加申込時に競技会事務局に申告しなければならない。
3. 競技役員に対する保険
1) オーガナイザーは、競技役員のうち、コース上またはこれと類似の場所で役務につく役員に対し、1人当たり100万円以上のレース傷害保険を付保しなければならない。
2) 競技役員は、上記のオーガナイザーが付保するレース傷害保険を含め総額500万円以上の有効な保険に加入していることを事前に競技会事務局に申告しなければならない。
◯ 解説
「第10条 保険」では、オーガナイザーに対する、観客、競技参加者、競技役員を対象とした保険の加入義務などを規定した条文が記載されている。
オーガナイザーは、事故に備えた保険を事前に用意することが義務付けられており、観客には1人あたり500万円以上、競技参加者には1人あたり100万円以上の補償を確保しなければならない。
これに加えて、ドライバーは総額1,000万円以上、チームクルーと競技役員は総額500万円以上の有効な保険に加入している必要がある。なお、これらの金額には、前述のオーガナイザーが用意する補償分も含まれる。



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