2月4日、2010年のフォーミュラ・ニッポン (現SF) チャンピオンであるジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが自身のInstagramにて、2026年に SUPER FORMULA を戦う REALIZE KONDO RACING のアドバイザーを担うことを明かした。
KONDOとの長きに渡る縁

画像 / 日産自動車
2010年のドライバーズタイトル獲得を含めて、国内トップフォーミュラではIMPULで輝かしい成績を残してきたJP.オリベイラ。
2007年と2008年にはKONDOでドライブした経歴もあるが、どちらかというとSUPER GTの舞台でKONDOと深い繋がりがある。GT500では計6シーズンを戦い、2026年も参戦が決定しているGT300では7シーズンを共にしているのだ。
そんな中で今回、「KONDO Racingでスーパーフォーミュラのアドバイザーとしても関わらせていただきます。自分にできることを精一杯取り組みたいと思います。」とコメント。SGTを通じて長年築いてきたKONDOとの信頼関係が、SFでのアドバイザー就任へと自然に繋がったかたちだ。
ドライバー完全刷新の2026年

画像 / Atlassian Williams F1 Team

画像 / 日本レースプロモーション (JRP)
2026年のKONDOは、9年間チームを牽引してきた山下健太が離脱し、ウィリアムズF1育成・ルーク・ブラウニングと笹原右京というドライバーラインナップに完全刷新される。
特にルーク・ブラウニングは海外ドライバーであり、日本語が主要言語となるSFのパドックでは、コミュニケーション面がひとつの課題となるだろう。12月の鈴鹿テストではウィリアムズF1のクルーとの提携も見られたが、仮にシーズン中も同様の体制が取られたとしても、KONDOとの円滑な意思疎通ができるかが鍵ともなり得る。
そこで、英語はもちろんのこと、日本語の理解にも長けているJP.オリベイラが心強い存在になる。ドライバーとチームクルーを結ぶ “翻訳役” を担うことが推測できる。笹原右京も英語が堪能であることから、コミュニケーション面での不安を和らげる要素のひとつにもなりそうだ。
サッシャ×クルムの成功例を再現へ?

画像 / 日本レースプロモーション (JRP)
ここ数年、SFやSGTで実績を残してきたドライバーをアドバイザーとして迎えるケースが増えているが、その先駆けとも言えるのが2022年のKONDOだった。
当時、サッシャ・フェネストラズを擁していたKONDOは、アドバイザーにミハエル・クルムを招聘。前述の “翻訳役” として機能したその体制はドライバーからの評価も高く、実際に効果的な取り組みだったと受け止められている。
まだチームからは正式なリリースもなく、詳しい役割が明らかとなるのは2月下旬の鈴鹿テストになりそうだ。とはいえJP.オリベイラの起用は、サッシャ×クルムで得た成功体験を再現しようとするものであろう。勝ちを見据えた体制強化だということだ。
※ サムネイル画像 / NISMO



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